★便の気がかり ★
便のようすから健康を判断することができます
便をみれば、健康の手がかりがつかめるといいます。なぜなら、便は口からはいった食物が消化器官を通り、肛門から出るまでの、その間に関係してくる各器官の健康情報を全部つかんでいるからです。
たとえば、便の成分を調べれば、消化の状態から途中で分泌される消化液や酵素、臓器の損傷や出血の有無まで、たちどころにわかってしまいます。実際、快食、快眠、快便といわれ、朝、トイレで気持ちのよい便通があれば、一日気分が爽快でいられるのも、私たちが、生活の知恵で、便が健康のバロメーターであることを知っているからでしょう。
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健康な便の目安を知っておきましょう
便は、口から肛門までの約八メートルの距離をまる一日かけて通り抜けます。ふだんから健康な便を観察して、異常かどうかを見分けるようにしましょう。
つぎに健康な便の目安を記しておきます。
●量
乾燥させた一日の便の量は50gから100gです。便の成分の75%は水分ですから、実際の量はおよそ200gから400g。大きいバナナ1,2本というところです。一般に一日に一度、便通があります。
●色
便の色は胆汁から出るビリルビンが腸内の大腸菌によって還元されてステルコビリンになった、その色と食物カスの色です。腸内がアルカリ性のときは褐色、中性のときは黄褐色、酸性のときは橦黄色になります。
●におい
においのもとは、たんぱく質トリプトファンを分解したインドiル、スカトiルという物質です。肉食の便ほどにおいが強くなります。また、においの強いにんにく、ねぎなどを食べると、そのにおいが混じります。
●かたさ
半練り状。
●成分
水分が75%、食べ物の残りカスである脂肪4%、無機物3.5%、繊維類2%、全窒素1ないし2%ト、そしてビフィズス菌、大腸菌などの腸内細菌、微生物が10%を占めます。
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●朝、排便する理由
朝食後こ排便する人が多いのはこんな理由があります。ひとつは起立結腸反射といって、朝、目覚めて床から起きると、その動作の利激によって腸が活動を始めるからです。も一つひとつは、朝食をとり、胃に食物がはいると、胃結腸反射といって、胃の動きが腸のぜん動運動を促すからです鉋このふたつの反射運動によって、食物のカスは直腸に押し出され、直腸が刺激されると便意が起こりトイレに行きたくなるのです。 |
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