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ニコチンの禁断症状
ニコチンの禁断症状はタバコを止めて数時間して出現し2、3日がピークで、1週間程度持続します。2週間禁煙出来れば、禁断症状はずっと軽減して、それほど苦痛でなくなるはずです。
アメリカ精神医学会の診断基準
ニコチンの突然の中止または減量に続いて、24時間以内に以下の7徴候のうち、少なくとも4徴候が起こる
1)ニコチンへの渇望
2)易刺激性、欲求不満、または怒り
3)不安
4)集中困難
5)落ちつきのなさ
6)徐脈
7)食欲増加、体重増加
禁煙に伴う諸問題
タバコ禁断症状は多くの不快な症状をもたらす。これには,タバコ渇望,いらいら,不安,集中力の減退,落ち着きのなさ,頭痛,嗜眠状態,胃の不快感などが含まれる。この症状は重症の嗜癖者において最も面倒なものになる。
多くのタバコ嗜癖者は禁煙の最初の試みのあとに嗜癖が再発し,一般に,成功までに5〜7回の失敗を繰り返す。失敗は無価値とみなされるべきではない。何度でも禁煙に真剣に取り組めば取り組むほど,成功の確率も増えるのである。行動修正の異なった方式や,様々な治療薬や治療法の適用もしばしば必要である。
体重増加は,特に女性の関心事である。女性はタバコを体重コントロールの手段に用いるが,これは喫煙が食欲を減退させ,多少とも基礎代謝率を増加させるからである。最初の6カ月での平均体重増は約5kgである。この徴かな体重増加は,タバコを続けることによる罹病の危険と若年死に比べれば,健康の妨げになることはない。禁煙と同時のダイエット相談,ニコチン代用薬の使用,運動の増進は体重増加を抑えるのに役立つ。運動はタバコへの渇望を減らしてもくれる。
一部の喫煙者はタバコを抑うつ症と戦うために利用している。したがって,禁煙を試みようとする抑うつ症の人には,カウンセリングが必要であり,患者と医師は抑うつを悪化させないように気をつけている必要がある。抗うつ薬として広く用いられているブプロピオンは,抑うつの人や,抑うつにかかりそうな人には特に有用であろう。
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