|
食べ物の陰と陽・・・・? |
|
|
陰性のものは、地球の中心から宇宙へ向かうもので、野菜にたとえれば、空に向 かって伸びる葉にあたります。地球の中心に向かっていくものは陽性ですから、地に向かって伸びる野菜の根は陽性です。こうして、私たちが日常食べているあらゆる食品に、陰性と陽性の区別があります。しかし、食べ物にかぎらず、すべてのものが陰と陽の性格を併せもっていて、絶対的な陰、絶対的な陽というものがあるわけではありません。したがって、それが陰または陽に近いもののどちらをより多くもっているか、ということで判断するわけです竈この陰と陽のバランスがうまくとれているものは、中庸といいます。
栄養素でいうと、最も陰性なのは脂肪、やや陰性なのはたんぱく質、穏やかな陽性が炭水化物、陽性が強いのはミネラルです。したがって、同じ砂糖でも、白砂糖よりミネラルを多く含んだ黒砂糖のほうがやや陽性ということになります。ただし、ミネラルでも、カリウムが多いものは陰性で、ナトリウムが多いものは陽性です。
|
陰性 |
やや陰性 |
穏やかな陽性 |
陽性 |
| 栄養素 |
脂肪 |
蛋白質 |
炭水化物 |
ミネラル |
| 味 |
苦味 |
塩辛さ |
酸っぱさ |
辛さ |
味でいうならば、最も陽性なのは苦み、次に陽性なのが塩辛さ、そして甘さも陽性です。また、最も陰性なのは香辛料の辛さ、次に酸っぱさ、それから白砂糖や果物の甘みとされています。
肉類は極陽、魚介類は極陽から陽、果物・香食辛料は陰、水分・砂糖は極陰、穀類・種子・海藻は中庸です。野菜は全体的にはやや陰性ですが、陰から陽の陰まで幅広くあります。
たとえば、寒い冬にとれる根菜類などは、陽性といえますし、サラダ野菜のように比較的成長が早く、水分が多く、本来夏にとれるものは、より陰性です。パイナップルやバナナ、大きなかたちで水分の多いすいかなどは、果物のなかでもより陰性です。
魚では寒流に乗ってくるものがより陽性ですが、暖流に乗ってくるものはより陰性になります。砂糖と水分がその成分のほとんどを占める清涼飲料水などは、もちろん極陰性です。
にんじんを食べるとき、私たちは根っ子しか食べません。それだけでは、そのものが生命を維持するための全部を持っていません。ですから、葉っぱも食べるのが良いわけなのです。そしてもちろん、にんじんでは皮も大切です。それと同じように、葉っぱの部分の栄養素と根っ子の部分の栄養素も全く違うのです。
よく東洋医学では全体食といいますが、これは生命を維持するのに必要なすべての栄養素をとるためには、全体を食べなければならないということです。どうしても部分に片寄ってしまいます。
そこで現在、一番優れているのが穀類ということになります。穀類そのものが全体食だからです。ついでよいのは果実です。果実の場合は、陽の求心力の一番集まったところにタネがありますが、残念ながらタネは食べられません。しかし、たとえば“あんず中のタネは、アメリカではそれを大量に買い込んで、発がん防止剤に使っている事実が伝えられています。そのタネの中に、ビタミンBl。がたくさん含まれているからです。
|
|
|
|
|
|
|
|
|