☆顔の色がやけに赤い☆
△発熱している場合は、顔が赤くなると同時に、汗をかく、眼球がやや突出しているなどのようすがみられます。
発熱だけなら、しばらくようすをみます。38〜39度の高熱が続くような場合や、嘔吐、下痢などほかの症状をともなうなら内科を受診します。なお、顔が赤くなるのは、高熱により、顔の血管が拡張したためです。
赤ら顔で肥満気昧、のどが渇き、水をたくさん飲んで尿量も多い、疲労感が強いなどの症状がある場合は、糖尿病が疑われます。
糖尿病は小さな血管系がおかされて、網膜症、腎症、末端神経障害などの余病を併発一合併症一しやすい病気です。血糖をコントロールできれば長生きできる病気です。早めに内科(内分泌専門一の診察を受けましょう。
赤ら顔で肥満気昧、頭痛、めまい、動悸、息切れ、肩こりなどの症状があるときは、高血圧症が疑われます。
脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、狭心症、尿毒症など、いのちにかかわる病気の原因になります。早めに内科の診察を受け、治療する必要があります。
のぼせ、めまい、頭痛、頭重などをともない、顔が赤黒い場合(チアノーゼ)は、赤血球増多症(多血症)が疑われます。
とりあえず内科で血液検査を受けましょう。
手足は細いのに下腹部が肥満し、背中は水牛の肩のように盛り上がり、多毛で満月のように丸い赤ら顔は、クッシング症候群(oぺージ参照)が考えられます。
顔の紅潮、下痢、むくみ、ぜんそくなどが発作的に起こる場合は、カルチノイド症候群が疑われます。
肺や消化管にできるホルモンを分泌する良性の腫瘍です。このホルモンがいろいろな症状を起こします。
△降圧剤(カルシウム拮抗剤)の治療中にも、顔面紅潮がみられます。
これは血管拡張作用によるものと考えられます。
△日蜆けした直後、顔は赤くなります。炎症を起こしているためです。
氷水で冷やすなどして、炎症を鎮めます。
お酒の飲みすぎで、顔が赤くなります。年中飲んでいる場合、酒焼けしてアルコールで血管が拡張するからです。
興奮した場合や恥ずかしい思いをした場合など、精神的高揚で一時的に顔が赤くなります。生理的なものです。
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●チアノーゼ
チアノーセというのは、皮膚表面に近い血管の色が変わるために、皮膚や粘膜などが冑紫に変わっていくことです。とくに粘膜でできている唇や、下の皮膚のようすがわかる爪に、はっきりと変化があらわれます。もう少し詳しくいえば、チアノーゼは血液に含まれるヘモグロビンのうち、酸素と結合していない還元ヘモグ□ビンがふえていることを示しているのです。正常な場合、還元ヘモグロビンは血液一デシリットル中一一一グラムくらいですが、二丁シリットル中五グラムになるとチアノーゼがあらわれます。つまりチアノーゼの出現は還元ヘモグロビンの濃度で決まるのです。そのため、赤血球増多症の場合
は、チアノーゼがあらわれやすい
といえます。 |
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