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「もうたばこなど止めよう、ここらあたりがやめ時だ」と思えば、たいていの人は、タバコをやめることができるのです。しかし、多くの人は何度か禁煙に挑戦したけれど、そのたびごとに失敗している。。つきあいで、なんとなくカッコつけて吸っている人はその気になれば、たばこを止める事は出来ますが、憂うつや、怒りや不安といった否定的な感情をやわらげるために吸っているタイプの人はやめにくいといわれています。
本人が、本気で今度こそたばこをやめようと思わなければ、どんなに誰が心配したところで、やめられるものではありません。あくまでも本人の決断、意志決定です。
禁煙茶、禁煙あめの助けを借りて、たばこをやめようとする人もあります。ある人は「禁煙あめをなめているあいだじゅう、たばこのことが頭にちらついていた。たばこ、たばこと思いながらあめをなめていると、ついには、あめの方をやめた」と告白しています。禁煙パッチにしろ、禁煙あめ、ニコレットにしろ、何かの物に頼ってたばこをやめようというのはうまくいかないようです。まず本人が、自分のため、たばこなど今度こそやめようと本気で決心しなければ、はじまりません。
吸う回数や本数を徐々に減らしていこうという方法はうまくいきません。依然として、ニコチンによる刺激を続けながらやめていこうとするわけですから、未練と苦しみが長引くだけです。やめるなら、スパッとやめた方が、むしろ早く楽になれます。誕生日でも、新学期、あるいはこの本を読み終えた日でもよいでしょう。日を決めて、その日からキッパリ禁煙するのです。
ひとりではなかなか禁煙の決心がくじけそうになるなります。一緒にたばこをやめる仲間がいると励まし合うことができます。「できることならたばこはやめた方がいい」と考えている人が多いわけですから、誰かを誘って一緒に禁煙をはじめるとよいでしょう。まだ吸っている友だちからひやかされたり、たばこを誘惑されても、「からだのことを考えてやめることにした」とはっきり断りましょう。今は大人の間でも、たばこを吸わないことがむしろカッコイイとされる時代です。お父さんがまだたばこを吸っていたら、一緒にたばこをやめることにするのもよいでしょう。
たばこがほしいときには、コップ1杯の水を飲みます。すると、たばこがそれほどほしくなくなります。おまけに、ニコチンは水に溶けますので、たくさん水を飲みますと、それだけ早くニコチンが体外に排泄されます。たばこをやめて、3日もすれば、体からニコチンは出てしまうのです。あとは気持ちの問題です。
禁煙して3日でニコチンは出てしまうのですが、人によっては、そのころから眠気やイライラなどの禁断症状が出てきます。そこでつい苦しくて、1本吸ってしまうケースが多いのですが、こうした症状はそう長く続くものではありません。4,5日もすれば、ずっと楽になります。まず5日間を目標に禁煙に挑戦しましょう。5日経つと禁断症状もやわらいで、これならやめられそうだという白信がわいてきます。
たばこが吸いたくなったら、一酸化炭素を含んだたばこの煙のかわりに、酸素を胸いっぱいに吸い込む深呼吸を3回ゆっくり行います。これは効果がある、気持ちも落ち着き、頭もスッキリして禁煙に大変効果があります。ビタミン、特にB1のたくさん入った食物はたばこに対する欲求を弱め、イライラを静めてくれます。あまり熱くないお風呂に、時問をかけてゆっくり入るのも助けになります。
たばこや喫煙用具を捨ててしまいましょう。今まで、いつもたばこを吸っていた場所があれば、そこに座ったりしないようにし、生活のパターンを変えるようにします。コーヒーのカフェインとニコチンは、化学的には似た性質を持っていますので、コーヒーを飲むとたばこが吸いたくなります。大人の場合は、アルコールを飲んだのがきっかけで禁煙に失敗することが多いようです。
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