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たばこをやめた効果というのは、20分もしないうちにすぐ現れてきます。たばこをやめて20分以内に、心臓の拍動数も、血圧も、手足の先の温度も正常に戻ります。
【1.体にすぐ感じる禁煙による変化】
たばこを多く吸っている人ほど、「せきが出る、たんがからむ」などの白覚症状を持っています。その他、「舌がよくあれる」「のどが痛かったり、いがらっぽかったりする」「歯をみがくとき、よく吐き気がする」「歯ぐきの色が悪い」「食欲のない時がよくある」など、さまざまな喫煙による悪影響を感じています。こういった状態が続くうち、しだいに重い病気へと進んでいくのです。
WHO(世界保健機関)が世界に禁煙を呼びかけた時の標語は、“喫煙か禁煙か選ぶのはあなた"でしたが、たばこを吸っているかぎり、ほんとうの健康を味わうことはできません。ところが、たばこをやめますと、数か月の間にせきやたんがしだいに滅り、からだが正常に戻るのをはっきりと感じることができます。
【2.よみがえる味と香り】
たばこを吸っていますと、舌や鼻の神経がまひして微妙な味がわからなくなってしまいます。たばこのみが濃い味つけを好むのはそのためできoうす。たばこをやめて数日しますと、しだいに味覚や嗅覚がもどってきて、新鮮な驚きとともに、季節の食物の味わいがよみがえってきます。味覚だけでなく、胃の調子もよくなって、食事がおいしくなり、おまけに、ぐっすりよく眠れるようになります。
【3.体カ・活カの回復】
たばこは肺や胃の機能を低下させるばかりでなく、心臓に負担になります。喫煙者が息切れを訴える理由がそこにあります。耐久力がなく、疲れやすい上に、体力の回復も遅いのです。
たばこをやめますと、体力増強、運動に必要なからだの機能が回復し、差は歴然としてきます。たばこをやめられず、軽量に泣いた元大関貴ノ花から、「白分はたばこがやめられず横綱になれなかった」と禁煙をすすめられ、禁煙後、めきめき強くなった横綱千代ノ富士の話は有名です。たばこをやめるとからだに活力がわいてきます。
【4.心臓病の死亡率を低下させる】
アメリカの死亡原因の第1位は心臓病ですが、喫煙者とたばこの生産量が減ったのとほぼ同じ割合で、'68年から'76年の間に虚血性の心臓病で死亡する人が減少しました。
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